イケオジの基本は「清潔感」!50代がまずやるべき事とは?お金をかけない身だしなみ習慣5選

「若い頃は、まあまあイケてたはずなんだが…」
鏡に映る自分を見て、ふと遠い目をしてしまう。そんな50代の夜、ありますよね。

家族との関係は悪くない。でも、職場の若い子や街ゆく女性たちの視線が、自分を「ただの風景」として通り過ぎていくのを感じる…。

「あれ?ひょっとして、ミュートされてる…?」

昔のようにチヤホヤされたいわけじゃない。でも、人として、男として、もう少し「存在感」が欲しい。その気持ち、痛いほど分かります。

巷で話題の「イケオジ」に憧れるも、雑誌を開けば高級腕時計にイタリア製の革靴。

「いやいや、こっちは娘の学費と住宅ローンで手一杯!絶対ムリ。。」

と、そっとページを閉じる。そんなあなたに朗報です。

本格派な高級イケオジはムリでも、「簡易的イケオジ」ならいけるんじゃないですか?

社会的に成功していなくても、お金が無くても、なんとなく「いい感じのおじさん」的な人。

そのためには、まず、なんといっても「清潔感」という名のオーラをまといましょう。そしてそれは、日々のちょっとした習慣、まるでゲームのデイリークエストのようにこなすだけで、誰でもまとえる最強の装備です。この記事では、世間や家族からミュートされたくない、すべての50代男性に贈る、低コストで始められる「清潔感」爆上げの秘術を伝授します!

この記事で得られる「秘術」

  • なぜ50代にこそ「清潔感」が必要なのか、その残酷な真実が分かります。
  • 月々数百円から始める、コスパ最強の「脱・おっさん」5つの習慣を学べます。
  • ユニクロ、ドラッグストア、100均で揃う、あなたのための神アイテムが分かります。
  • 「何から手をつければ…」という迷いが消え、明日、新しい自分に出会えます。

なぜ今、50代男性に「清潔感」が必要なのか?人生の後半戦を左右する3つの理由

「清潔感なんて、当たり前だろ」そう思ったあなた、少しお待ちください。50代の「清潔感」は、20代のそれとは意味が全く違うのです。これは、人生の後半戦を快適に生き抜くための、必須スキルなのです。

この章でわかること

  • 理由1:「生理的に無理」という一発レッドカードを回避するため
  • 理由2:「若作りゾンビ」ではなく「素敵なヴィンテージ」になるため
  • 理由3:失われた自信を取り戻す、最強のメンタルハック

理由1:「生理的に無理」という一発レッドカードを回避するため

はっきり言ってしまいましょう。女性は、男性の「不潔さ」に対して、情け容赦ありません。

今どき、フケ・爪の黒いゴミ・ヨレヨレの襟元なんて人は50代のおっさんでもマレでしょう。しかし、パッと見のだらしなさ、なんとなく近寄りがたいオイリーでウェットな感じ、正体不明のニオイ…。これらは「生理的に無理」という、一発退場のレッドカード案件です。

例えば、どんなに仕事で素晴らしいプレゼンをしても、あなたの見た目がパッとしない、なんとなくだらしない感じだとプレゼンどころではありません。説得力もありません。というか、そもそも興味を持たれないので話を聞いてもらえているのかどうかもアヤシイ・・・。

これらをひと言であらわすと「配慮の欠如」。自分目線で言えば「セルフプロデュースをミスっている」ってことですが、周囲の人には、大人の男として失格の烙印を押されてしまっている状態ですね。

理由2:「若作りゾンビ」ではなく「素敵なヴィンテージ」になるため

50代の我々が、20代・30代と同じカジュアルな服を着ても、それは「若作り」という名のホラー、歩くゾンビにしかなりません。そもそも若作りしたとて、20代・30代の中に混じってもあきらかに異物でしかなく、考えただけでもイタいですよね。

我々が目指すべきは、深みと味わいのある「ヴィンテージ」

想像してみてください。丁寧に手入れされたヴィンテージジーンズはカッコいいですが、泥だらけで異臭を放つただの古着は誰も欲しがりませんよね。

あなたの顔に刻まれたシワや、髪に混じる白髪も同じ。清潔感という名の「手入れ」が加わることで、それは「人生の深み」や「渋いロマンスグレー」という名の魅力に昇華するのです。清潔感は、加齢をマイナスからプラスに転換させる、一種の魔法のようなものですね。

理由3:失われた自信を取り戻す、最強のメンタルハック

「どうせ俺なんて、ただのおっさんだし…」そんな風に、自分で自分をディスっていませんか? 身だしなみを整えるという行為は、「少なくとも自分はまだマシな方」と自分自身に言い聞かせる、最強の自己暗示です。

爪を切り、肌を整え、パリッとしたシャツに袖を通す。たったそれだけで、背筋は自然と伸び、なんとなくポジティブな気持ちになれます。その小さな自信が、仕事での発言に力を与え、妻や娘の前で少しだけ胸を張れるようになる。外見を整えることは、自分の内面を奮い立たせるための、最も手軽で効果的なメンタルハックなのです。

お金をかけずに激変!明日から始める「脱・おっさん」5つのデイリークエスト

お待たせしました!ここからは、あなたの日常に組み込むだけの簡単なクエスト(習慣)をご紹介します。クリアするごとに、あなたの「清潔感レベル」は確実にアップします。脳内にドラクエのマップを広げて、勇者になったつもりで取り組んでいきましょう!(あくまでも脳内で)

クエスト名目的報酬(費用目安)難易度
ニオイの討伐全ての不快感の根源を断つ月500円~★★★★★
神は先端に宿る細部を制する者が全てを制す初期投資300円~★★★★☆
顔面アップデート第一印象を劇的に改善する月1,000円~★★★★☆
頭髪の防衛戦「だらしなさ」の象徴を殲滅月500円~★★★☆☆
衣類の再生服装の基本値を底上げするほぼ0円★★★☆☆

この章でわかること

  • クエスト①:【最重要】不快なニオイを断つ!加齢臭・口臭対策
  • クエスト②:「神は細部に宿る」爪・鼻毛・眉毛の先端ケア
  • クエスト③:カサカサ・ギトギト卒業!ドラッグストアで始めるメンズスキンケア
  • クエスト④:フケ・ボサボサ髪は一発アウト!清潔感を出すヘアケアの基本
  • クエスト⑤:その服、大丈夫?ヨレヨレ・シミ・ニオイを防ぐ衣類ケア

クエスト①:【最重要】不快なニオイを断つ!加齢臭・口臭対策

清潔感クエストのラスボス、それがニオイです。こいつは目に見えない上に、自分では気づけない厄介な性質を持っています。こいつを倒さずして、イケオジへの道は開けません。

【攻略法】

  1. 体の洗い方改革: 耳の後ろ、首筋、背中を「ここが俺のウィークポイント!」と意識して丁寧に洗う。
  2. 衣類のゾンビ化防止: 洗濯時に酸素系漂白剤をスプーン一杯加えるだけで、生乾き臭は撲滅できます。
  3. お口の平和維持活動: 食後は最低でも、携帯用マウスウォッシュで口内をリフレッシュ!

確かに毎日は面倒? いえいえ、歯磨きと同じです。やらないと気持ち悪い、そのレベルまで持っていけば、あなたの勝利は目前です。知らないあいだに誰も近づかなくなり、最後にはミュートされてた、そんな孤独な勇者なんて寂しすぎますよね。

ニオイ対策はこちらの記事スメハラを予防する「大人のエチケット」50代男性が今すぐ始めるべき新習慣にもくわしく解説しています。ぜひ参照してください。

クエスト②:「神は細部に宿る」爪・鼻毛・眉毛の先端ケア

女性は、男性の「先端」を驚くほどよく見ています。会話中、ふと目に入る指先。その爪が伸びていたり、黒いスジが入っていたりしたら…ハイ、試合終了です。

【攻略法】

  1. 爪: 白い部分を1mm残してカット。100均のヤスリで断面を軽くこするだけで「丁寧な人」認定。爪磨きで磨けばさらにGOOD!
  2. 鼻毛: チラリとでも見えたら即アウト。鼻毛カッターで、出口付近の警備を怠らないこと。
  3. 眉毛: まずは眉毛と眉毛の間に生えた「孤高の一本」を抜き、眉の下の産毛を剃る。長さもそろえて眉全体のカタチを整えると、顔の印象がキリッとします。

あと、付け加えるなら「耳毛」にも注意を払いましょう。自分では見えないところなのでチェックは難しいですが、気をつけておいて損はありません。

週に一度、数分の投資で、あなたのパッと見は「なんとなくキチっと整った男性」になっています。

クエスト③:カサカサ・ギトギト卒業!ドラッグストアで始めるメンズスキンケア

あなたの顔は、あなたの履歴書です。カサカサの乾燥肌は「お疲れ様です…」という疲労感を、ギトギトのオイリーな脂性肌は「なんか不潔…」という印象を与えてしまいます。スキンケアは、もはや女性だけの文化ではありません。むしろ、おっさんこそ気をつけたいところです。

【攻略法】

  1. 洗顔: 洗顔料を泡立てネットでモコモコにし、泡で顔を洗うイメージ。ゴシゴシは肌いじめです。
  2. 保湿: 風呂上がり、タオルで顔を拭いたら3分以内にオールインワンジェルを塗る!これだけ!

「顔に何か塗るなんてベタベタして…」という昭和の価値観は、今すぐ捨てましょう。最近のメンズ用は超さっぱり。ドラッグストアで1,000円のジェルを買うだけで、あなたの「顔面偏差値」は確実に向上し、スキンケアをしていない他のおっさんとの差が広がります。

クエスト④:ボサボサ髪は一発アウト!清潔感を出すヘアケアの基本

髪型を気にする前に、まず髪と頭皮のコンディションを整えましょう。実は、髪のボリューム感は、若さやエネルギッシュ感を左右するとも言われています。

【攻略法】

  1. 正しいシャンプー: 爪を立てず、指の腹で頭皮を揉む。シャンプーの倍の時間、すすぎに費やすのがプロの流儀。
  2. ドライヤーは必須: 自然乾燥は、雑菌を頭皮で飼育するようなもの。寝癖もつきやすくなります。風呂上がりにすばやく根元からしっかり乾かすだけで、翌朝の自分が違います。

今の時代、さすがにフケが肩に溜まっている、なんてことはないでしょうが、年齢的にボリューム感がさみしくなってしまうのは仕方ないところ。育毛・増毛できれば越したことはありませんが、そこそこお金もかかります。

まずは、今ある資源(頭髪)を大切にして、清潔感のあるサッパリとしたヘアスタイルを維持できるよう、ケアしていきましょう。

クエスト⑤:その服、大丈夫?ヨレヨレ・シミ・ニオイを防ぐ衣類ケア

どんなに高い服を着ても、着こなしが汚ければ意味がありません。むしろユニクロの服を、パリッと清潔に着こなしている男性の方が100倍カッコいい。

【攻略法】

  1. ハンカチを持つ: トイレの後、ズボンで手を拭くのは小学生まで。大人はスマートにハンカチで。
  2. 首ヨレTシャツは禁止: Tシャツは安価なものを毎シーズン買い替える。
  3. 靴のケア: 「オシャレは足元から」は真理。帰宅後に消臭スプレー、週末に軽く拭くだけでOK。

今どき、Tシャツなどは、いい感じものが2~3000円ほどで購入できるので、思い切って毎シーズン買い替えましょう。その方が見栄えがよくなり、断然おすすめです。

反対に、靴やカバン、ジャケットなどには少しいいものを使うことで清潔感や品の良さを演出できます。あくまでも清潔感のオーラを纏うのが目的です。ちょっとしたコーディネイトは勉強しましょう。

「全部は無理…」と心が折れかけたあなたへ

ここまで読んで、「うわ、やること多すぎ…」と、ちょっと引いてしまった正直なあなた。分かります。いきなり全部やろうとすれば、三日坊主確定です。いや、三日もやらんでしょ。

もし、たった一つだけ始めるとしたら、「2000円の鼻毛カッターを買う」ことから始めてみてください。

かかる時間は週に1分。でも、鏡を見たときの自分の顔が「お、なんかスッキリしたな」と確実に変わります。この「小さな勝ち体験」こそが、次のクエストへの挑戦権となるのです。まずは、鼻毛から。話はそれからです。

ちなみに、鼻毛の次におすすめなのは「眉毛の手入れ」。ついでに耳毛。そう、顔が変わればテンション上がるんですよ、ほんとに。ぜひ、試してみてください。

小さな習慣が、50代のあなたを「理想の自分」に変える

お疲れ様でした!「脱・おっさん」への道筋、見えてきましたか?

  • ニオイを制し、
  • 先端を整え、
  • 顔面を磨き、
  • 頭髪を守り、
  • 衣類を再生する。

今日ご紹介した5つのクエストは、あなたの日常を少しだけ変える、小さな習慣です。しかし、この積み重ねが、あなたを「その他大勢のただのおっさん」から「周囲とはちょっと違う、イイ感じのおじさん」に昇格させます。

昨今、ヒエラルキーの最下層に位置し、なんならペット以下とも揶揄されるカテゴリーの「おっさん」。

世間や家族から知らないあいだにミュートされて、気がつけば寂しい孤独な老後を過ごす。そんなことにならないように、まずは「清潔感」というオーラを身に纏い、周囲から一目置かれる「イイ感にのおじさん(簡易的イケオジ)」になれるように、お互い頑張っていきましょう!

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